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館長雇止め・バックラッシュ裁判の情報をお伝えします


by fightback2008
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2007年2月21日の法廷後・交流会は大阪弁護士会館

来年初の法廷は2月21日(水)午後1時45分から。法廷後の「弁護士解説つき交流会」は大阪弁護士会館です。
〒530-0047 大阪市北区西天満2-12-2  
地図は、http://www.osakaben.or.jp/web/02_access/index.php

さて大阪弁護士会館といえば、2006年4月17日、本郷人権文化部長の証人尋問の際、裁判長が退席して閉廷となってしまったため、「抗議の大集会」をしたところです。

あの日は、いつもよりさらに大勢の傍聴人が全国からやってきました。ところが、大法廷が空いているにもかかわらず809号の小法廷。しかも抽選もなかったため早いもの順で着席。大勢の傍聴者が、法廷の外の廊下で「私たちは大法廷でやってと何回も要望してきました」「大法廷が空いてます。そちらでやってほしい」と抗議。裁判長の「抽選をするから外に出てください」との声に被告席も原告席も誰ひとり立たず、裁判長は閉廷を申し渡すという事件がありました。

その後、息の長い運動の結果、三井原告の本人尋問のときは大法廷となりました。さらに、別の事件でも大法廷を使うことができるように変わるなど、司法の民主化にささやかながら貢献しました。加えて、三井さんの弁護団はこれを機に、「大法廷使用についての基準」を話しあうよう司法事務協議会に申し入れ、来年の協議会の議題にとりあげられることが決定されました。司法事務協議会とは、大阪高裁,大阪地裁、大阪法務局、及び大阪弁護士会等で構成される内部の会議です。

2007年2月21日の法廷後・交流会は大阪弁護士会館_b0159322_2372318.gif以上、「大法廷問題」は、2006年のファイトバックの会の活動として、末永く思い起こされる事柄ではないでしょうか。桂容子館長の証人採用を求めてのねばりが、今年最後の法廷で認められたことをあわせて、今年の2大ニュースとしたいです。

それではみなさん、また来年!

2006年12月31日

ファイトバックの会一同 (代表 上田美江)
by fightback2008 | 2006-12-31 23:05 | 裁判情報