女性県議が複数誕生した甲府市!
2007年 04月 09日
都道府県議会は、男女数がきわめてアンバランスな世界です。日本全国で平均5%か6%しか女性がいません。今回も立候補した女性は10%に届きませんでした。これでは、政策決定の場に一方の性のすくなくとも30%を、という国連の提唱も、絵空事です。
でも、日本各地で、女性議員が男の牙城に果敢に挑戦しています。
山梨県の甲府市は女性が複数立候補。並みいる男性候補を打ち破って2人とも当選を果たしました(写真)。ポスター立て看に女性の顔が1枚もない選挙区の多い日本列島で、大快挙です。2人のうち仁ノ平尚子(にのひらひさこ)さんはファイトバックの会呼びかけ人。選挙中、ファイトバックの会バンダナをつけて最後の訴えをしたということです。もうひとりは小越さん(共産)。
また、秋田県の潟上市は、こだま祥子さん(現職、無所属)と自民党の二田眞規子さん。マスコミはいっせいに「女性同士の一騎打ち」と報道。なんと二田さんには、自民党中央本部から、猪口邦子、片山さつきをはじめ、朝丘雪路や有名歌手や漫才師などマスコミ受けする応援団を総動員したそうです。「えっ、あの猪口大臣が自民党員として躍起になるなんて」と秋田の人はびっくりしたようです。でも軍配は、こだま祥子さんに。ファイトバックの会賛同人の当選です。こだま祥子さんは三井さんの裁判の報告会を秋田市でしてくださった一人です。http://fightback2.exblog.jp/9257078/
ファイトバックの会Webチーム
(写真撮影 高橋三栄子@甲府市)
by fightback2008
| 2007-04-09 14:11
| 政治・選挙とジェンダー平等