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館長雇止め・バックラッシュ裁判の情報をお伝えします


by fightback2008
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原告の尋問は大法廷となりました!!(9月下旬以降)

原告の尋問は大法廷となりました!!(9月下旬以降)

全国の会員の皆様、三井裁判への絶大な応援、感謝です。
「大法廷で開催を要望!」キャンペーンには多数の傍聴希望者が署名に協力してくださって、弁護団・原告・世話人一同そろって胸をなでおろしました。

こうした熱い思いのファイトバックの会の行動、盛り上がりにも関わらず、4月17日証人尋問の予定日に、裁判長・裁判官退廷という前代未聞のハプニングで、法廷は中止となりました。すでにご連絡しましたが、5月22日(月)の裁判は予定通り809号法廷で午後1時30分から、豊中市人権文化部長(本郷和平氏)が証人として法廷に立ちます。

さて、大法廷問題について裁判長から弁護団・原告に対し提案がありました。証人尋問の最後となる三井マリ子原告の尋問の時に「大法廷」を使うことを考えるということでした。ただし4月 17日のような事態を招かな いように協力して欲しいという条件でした。裁判長はこれまで「この事件は小法廷で行います」というだけでしたので、大法廷は絶対に使わせないだろうと踏んでいた弁護団は、大変驚いたようです。

これは、皆様方の絶大なる応援と、4月17日の閉廷について大勢の方が裁判所へ抗議をしてくださった成果だと思います。

提案を受けた弁護団は、会議で原告と何度も慎重に話し合った結果、承諾することになりました。しかしながら、大法廷使用基準などすっきりしない点がありますので、22日までに、どういう基準で大法廷使用可能かについて原告弁護団から上申書を出して回答を求めるとのことです。4月17日に傍聴参加の有志による文書付きです。

ファイトバックの会として弁護団のみなさんにはほんとうに頭が下がります。原告である三井マリ子さんも関東と関西を往復しながら本当に良くがんばっています。それにしても裁判官が、4月17日の傍聴を求める必死の声を単なる「混乱」と受け取っていたのでしょうか。大法廷使用を希望して2月17日、209人の傍聴希望者の署名簿持参で超多忙な弁護士ともども裁判所へ申し入れた事を黙殺したのは誰? 法廷で弁護団が大法廷使用について検討していただきたいと要望したにも関わらず、理由も無く退けたのは誰? 私たちは、正規の手続きを踏み、万人に開かれた裁判をとの思いを述べてきたと思います。

とはいえ裁判長も人の子、冷静さを欠くことも、時としてあるということで、今回の成り行きとなりました。この件に関して山田陽三裁判長を追いつめることは、裁判の本筋から外れると思いますので、ファイトバックの会ではしないことに決まりました。

また、山田陽三裁判長のこれまでの判決を見ますと、公正さにおいては問題ないようです。三井裁判においても、男女平等を嫌悪する勢力の圧力に負けた豊中市の、欺瞞ねつ造、嘘の上塗りを見抜き、素晴らしい判決を私たちにもたらしてくれることと期待しましょう。
 
炎女の熱い思いよ、もっともっと広く高く燃え盛れ!

ファイトバックの会代表 上田美江
by fightback2008 | 2006-05-19 02:22 | ファイトバックの会の活動