イタリア、保守派敗北し、中道左派政権へ
2006年 04月 12日
9、10両日に行われたイタリア総選挙で、プロディ元首相の中道左派が勝った。保守政権から中道左派政権に交替となる。とりあえず女性たちには朗報。
投票日直前、敗れたベルルスコーニ首相(保守派)は、国民の9割以上を占めるカトリック信者に向かって、決起集会を開いた。そして、「左派は、家族の概念を無視している」「事実婚や同性愛のカップルに法的権利を与えると公約したプロディ元首相の中道左派勢力へ投票しないように」と呼びかけた。
イタリアでは「家族」をめぐる議論は総選挙の争点のひとつ。バチカンは中絶、安楽死、家族の価値、教育に関する問題で政治的に介入してきている。日本の巨大保守組織とよく似た手法だ。
一方、日本のバックラッシュ派議員は、バチカンの主義主張を引きあいに出して、国連女性会議や女性差別撤廃条約を攻撃している。イタリアの選挙結果は、他人事ではない。
参考http://transnews.exblog.jp/2930371/
ファイトバックの会Webチーム
投票日直前、敗れたベルルスコーニ首相(保守派)は、国民の9割以上を占めるカトリック信者に向かって、決起集会を開いた。そして、「左派は、家族の概念を無視している」「事実婚や同性愛のカップルに法的権利を与えると公約したプロディ元首相の中道左派勢力へ投票しないように」と呼びかけた。
イタリアでは「家族」をめぐる議論は総選挙の争点のひとつ。バチカンは中絶、安楽死、家族の価値、教育に関する問題で政治的に介入してきている。日本の巨大保守組織とよく似た手法だ。
一方、日本のバックラッシュ派議員は、バチカンの主義主張を引きあいに出して、国連女性会議や女性差別撤廃条約を攻撃している。イタリアの選挙結果は、他人事ではない。
参考http://transnews.exblog.jp/2930371/
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by fightback2008
| 2006-04-12 01:38
| バックラッシュ関係