人気ブログランキング | 話題のタグを見る

館長雇止め・バックラッシュ裁判の情報をお伝えします


by fightback2008
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

三井本人尋問:その17

あの「さすが、三井さん!」証言から、3日がたち、これまでたくさんの傍聴報告がありました。いずれもすばらしく、傍聴した人、報告を読んだ人、それぞれに、ある達成感に満たされているところではないでしょうか。私も同じく、三井さんは、皆さんの期待に答えて、「全力をつくし、みごと発揮してくれた。これでよしよし、満点」と、感動と共に、すっきりしているところです。

思えば、2004年12月の提訴から、この10月30日の三井原告本人証言まで約2年かかりました。そして、ついに、文字ではなく、原告本人の生の声を通して、このバックラッシュ裁判の冷酷さ加減が、法廷内全員に、はっきり伝わったのではないでしょうか。今までの被告側4証人の証言が、ただの屁理屈で何の意味もないくらい、原告証言は筋がとおり、納得させるものがありました。

それに反して、組織体制強化だ、非常勤館長廃止だ、常勤で兼業だ、ああでもない、こうでもないと、悪巧みを仕事として、練りに練ってきた部長、事務局長たちのこの数年間。このむなしさ・くだらなさは、豊中市民ならずとも、耐え難いところです。

さらに、今回の証言であきらかにされた重大なことは、「すてっぷ」発展を願ってと称して、むりやり三井非常勤館長を雇い止めした結果の「すてっぷ」利用状況です。桂館長は常勤となって、今まで以上に市民の利用が高まっているはずが、なんと4〜5割も低下したのです。財政難の折、たいへんなお金をかけて桂さんを雇ったのに、それなのに市民の利用・活用を半減させてしまった。失敗した。この責任は重大です。

とにかく、皆で頑張ったおかげで、残る2証人尋問の可否が先延ばしとなりました。延ばした裏には、裁判長になんらかの迷いがあり、どっちにころぶか、右か左か、朗報の可能性が出てきたといえるかもしれません。

12月25日の次回まで、こちらがわに確実にころんでくれるよう、さらに全力をつくして、最後の努力をいたしましょう。今度こそ「勝利」へむかう決定の瞬間と、させるために。

勝又 みずえ (ファイトバック@岩国)
by fightback2008 | 2006-11-02 23:12 | 裁判情報