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館長雇止め・バックラッシュ裁判の情報をお伝えします


by fightback2008
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男女平等の推進役三井さんが、男女平等の条例制定に邪魔だったとは!

80ページ5万字に及ぶ2度目の準備書面。まず、今回の準備書面で、本件のすべてが文書と年表により、明らかにされたと思いました。1999年からの豊中市・原告排除の動き・豊中市議会でのバックラッシュ攻撃・市議会外でのバックラッシュ攻撃の経緯がもらさず年表で説明されています。

80ページの中で、特に59ページからの「条例制定と引き替えに三井外しの密約」。ここが今回の準備書面の核心部分であろうと思いますが、おかげで事の真相が納得できました。要するに豊中市は市長の公約である男女共同参画推進条例を成立させる為に、三井館長を問答無用・不法に排除した。すべてはこれであったということです。

男女平等社会実現への一番の推進役である三井マリ子さんが、条例制定にあたって邪魔であったとは! なんとも不思議な話です。しかし市長・議会が全力をあげて、不可解な三井排除をやったということは、嘘ではない現実。とするとその真に意味するところは、豊中市は男女共同参画社会を本当は推進したくないということではないでしょうか。

まさに「豊中市はバックラッシュに屈せず、男女平等を推進するのかどうか」の姿勢を問う裁判をしているわけですが、これに対するはっきりした姿勢を、どうしても答えてもらわなければいけない。男女共同参画社会基本法の理念に則って制定されるべき条例が、そうではない、推進させない条例にすりかえられてはいけない。

三井裁判は全国の行政が注目しているはず。とことんがんばりましょう!

勝又みずえ (本郷川を守る会副会長、ファイトバックの会@岩国)

(勝又さんが読んだ8月24日陳述の「準備書面」<8月22日付>、そして「年表」はホームページからどうぞ。http://fightback.fem.jp
by fightback2008 | 2005-09-21 12:50