マイケル・ムーア作「シッコ」
2007年 08月 31日
女性ユニオン東京の伊藤みどりさんが、映画「シッコ」を推薦しています。
「25日(土)から、マイケル・ムーア監督の新作「シッコ」が公開されます。グローバリズムがもたらす、アメリカの健康保険制度がいかに、おかしなものか描かれているとのこと。詳しい情報は、下記ホームページ。日本が、同様の道を歩まないように、皆さんお見逃しなく。http://democracynow.jp/stream/070614-2/ 」
映画のタイトル「シッコ」とは、おしっこではなく(笑)、「狂ってるぜ」という意味。
アメリカには、人間に最も必要な国民健康保険がありません。正確には、保険会社が儲かるように作られた民間の健康保険制度があるだけです。ですからアメリカには健康保険をもってない人が4000万人、5000万人いると言われています。
保険会社は儲かるための営利企業。その会社が事前に承認しないと、治療に保険がおりないのです。緊急手術をしないと死ぬという急病になって病院にかけつけたとします。しかし、保険でカバーできないと病院がわかったら、病院は手術などしません。患者は、病院のドアから路上にほおり出されてしまいます。たとえ保険に入っていても起こりえます。体の弱い人、お年寄りにとって、残酷きわまりない制度なのです。
最終的にムーア監督は「公的政府はダメだ、民間に任せろ」というアメリカの政治の方向性が間違っていると主張し、カナダやヨーロッパのように公的制度に作り変えろと提案します。
「アメリカの政治システムはシッコ(狂ってるぜ)!」。アメリカ化をしようという日本の多くの政治家がまず見るべき映画です。
映画公式サイトhttp://sicko.gyao.jp/リンク切れ
ファイトバックの会Webチーム
「25日(土)から、マイケル・ムーア監督の新作「シッコ」が公開されます。グローバリズムがもたらす、アメリカの健康保険制度がいかに、おかしなものか描かれているとのこと。詳しい情報は、下記ホームページ。日本が、同様の道を歩まないように、皆さんお見逃しなく。http://democracynow.jp/stream/070614-2/ 」
映画のタイトル「シッコ」とは、おしっこではなく(笑)、「狂ってるぜ」という意味。
アメリカには、人間に最も必要な国民健康保険がありません。正確には、保険会社が儲かるように作られた民間の健康保険制度があるだけです。ですからアメリカには健康保険をもってない人が4000万人、5000万人いると言われています。
保険会社は儲かるための営利企業。その会社が事前に承認しないと、治療に保険がおりないのです。緊急手術をしないと死ぬという急病になって病院にかけつけたとします。しかし、保険でカバーできないと病院がわかったら、病院は手術などしません。患者は、病院のドアから路上にほおり出されてしまいます。たとえ保険に入っていても起こりえます。体の弱い人、お年寄りにとって、残酷きわまりない制度なのです。
最終的にムーア監督は「公的政府はダメだ、民間に任せろ」というアメリカの政治の方向性が間違っていると主張し、カナダやヨーロッパのように公的制度に作り変えろと提案します。
「アメリカの政治システムはシッコ(狂ってるぜ)!」。アメリカ化をしようという日本の多くの政治家がまず見るべき映画です。
映画公式サイトhttp://sicko.gyao.jp/リンク切れ
ファイトバックの会Webチーム
by fightback2008
| 2007-08-31 14:28
| その他