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館長雇止め・バックラッシュ裁判の情報をお伝えします


by fightback2008
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社会新報に載った「館長雇止め・バックラッシュ裁判」

『社会新報』に掲載された佐藤周一さんの記事です。
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非常勤公務員は、非常に不安定な立場におかれています。とくに女性に多く、雇用が不安定なために立場が弱く、正職員から面倒な仕事を押し付けられる実態もあります。

さらに、雇い止め(契約更新拒否)をされた場合、民間の場合は、(裁判に訴えること自体が大変ではありますが、)裁判に訴えれば契約更新への「期待権」を認められ、原告勝訴のケースも多いのですが、被告が行政の場合は、圧倒的に原告不利で、本欄でも紹介された、「館長雇止め・バックラッシュ裁判でも、そうでした。

ただ、2007年の秋に入り、山梨県昭和町の嘱託員が訴えていた事件で、原告勝訴が最高裁で確定し、中野区の非常勤保育士が訴えていた事件では、地裁は原告敗訴でしたが、東京高裁で逆転勝訴となりました。

同判決では、非常勤公務員が民間と比べても、不利であることを非合理と断じ、立法措置を講ずるよう政治に求めています。憲法25条を守るべき公務員が、格差社会を助長するのはおかしい。非常勤公務員に春が来るようがんばりましょう。

自治体労働者 佐藤周一 
by fightback2008 | 2008-01-31 22:04 | マスコミ・ミニコミ報道