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by fightback2008
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民法改正は与・野党の枠を越えて!(呼びかけ)

日 時  3月5日(水)11:30~12:30
会 場  参議院議員会館 第2第3会議室

選択的夫婦別姓制度導入や婚外子相続差別撤廃などの民法改正は、1996年2月に法制審議会から答申され、今年12年が過ぎました。答申後しばらくは、国会内外で活発な動きが見られましたが、ここ数年はあまり目立った動きもなく、自民党を除く各党が法案を提出していますが、継続、廃案を繰り返すのみで、実現には至っていません。

今や、夫婦同姓を民法で強制しているのは日本だけ、婚外子相続差別を民法で規定しているのも日本とフィリピンだけといわれていますが、国会質疑では、昨年の世論調査で賛否が拮抗しているとして後ろ向きの答弁が繰り返されています。

しかし、昨年は、離婚が成立した日から300日以内に生まれた子どもを前夫の子とみなす民法772条の嫡出推定について、与・野党で規定見直しに向けた動きがあり、特に与党PTがこの規定見直しに積極的に取り組んだことで、法務省が通達を出し、多くの子どもたちが救済されるという明るい兆しも見えました。

また、参議院で民法改正に賛成の勢力が過半数を超えたことから、法改正への期待も高まっており、参議院で提出され、採決に至れば民法改正案が初めて可決される見通しです。与・野党の攻防が厳しい状況ではありますが、民法改正を公約に掲げる公明党や、自民党の中にも賛成する議員が少なくないなど、人権の問題については与・野党の枠を越え、実現に向けた取り組みを期待しているところです。

そこで、今国会中の実現をめざして集会を開催することにいたしました。集会ではこの間の経過や世論調査の問題点を報告する予定です。また、各党から代表して発言していただくことになっており、すでに民主党の前原誠司副代表や社民党の福島みずほ党首の出席が決まっております。さらに、与・野党の議員、法改正を望むNGOや市民のみなさんが全国各地から出席する予定です。
      
【mネット呼びかけ人】
赤松良子(元文部大臣) ・石坂 啓(漫画家) ・井上弘子(市民福祉サポートセンター事務局) など多数。

主催・連絡先:mネット・民法改正情報ネットワークhttp://www.ne.jp/asahi/m/net/
〒107-0052 東京都港区赤坂2-6-22-304 Tel&Fax:03-3568-3077 
by fightback2008 | 2008-03-05 14:22 | 政治・選挙とジェンダー平等