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館長雇止め・バックラッシュ裁判の情報をお伝えします


by fightback2008
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他人の痛み、苦しみ、怒りを共有するには

ウィングス京都の元嘱託職員伊藤真理子さんが、2月26日、傍聴に来て下さいました。そして感想を寄せて下さいました。

伊藤さんの職場ウィングス京都はすてっぷと同じ女性センター。嘱託だった伊藤さんは、常勤の半分の賃金だった差別を京都地裁に訴えています。。伊藤さんの裁判は、ブログでどうぞ。http://www.geocities.jp/trial2006jp/

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大勢の支援の方々が傍聴に来ておられるのに驚きました。みなさん、元気でしたね。裁判は傍聴、特に証人尋問の傍聴を続けていないと、原告の怒りを共有できにくいものなのだと、知りました。そのためにも、支援の方々にできるだけ傍聴に来てもらうことの大切さがわかりました。

ただ、私はこれまで傍聴をしてませんでしたが、事前に訴状や、準備書面や三井さんの書かれたものやHPを読んでいましたし、三井さんを個人的に知る機会がありましたので、 あなたの怒りが理解できたと思います。他人の痛み、苦しみ、怒りは簡単には判りにくいものなのです

三井さんの法廷での陳述を聞きながら、ふと、こう感じました。「バックラッシュ勢力に豊中市が屈服し、三井さんを人身御供に差し出したという絵柄だけでは、多分三井さんの胸中の無念さは捉えきれないのではないか」

高裁では、地裁の判決の不当さを証明する必要がでてくるのですね。課題はさらに大きくなったと、いうことではないでしょうか。

後、大阪弁護士会館に移り、その集会で、三井さん自身が司会をされていました。それに大きなエネルギーを使っておられるのではないか、と他人事ながら心配してしまいました。また三井さんは、日本各地を回っての講演をこなしておられますが、健康には十分気を付けて、長期戦に備えてください。

かく言う私も一審に絶対勝つ保証はありません。弁護士は最高裁まで行くと、宣言していますが、ともかく気持ちが切れないようにと、自分に言い聞かせています。

もうすぐ3月、春です!

伊藤 真理子(ウィングス京都事件原告)
by fightback2008 | 2008-03-01 02:24 | 応援メッセージ