館長雇止め・バックラッシュ裁判の情報をお伝えします


by fightback2008
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カテゴリ:政治・選挙とジェンダー平等( 94 )

日 時  3月5日(水)11:30~12:30
会 場  参議院議員会館 第2第3会議室

選択的夫婦別姓制度導入や婚外子相続差別撤廃などの民法改正は、1996年2月に法制審議会から答申され、今年12年が過ぎました。答申後しばらくは、国会内外で活発な動きが見られましたが、ここ数年はあまり目立った動きもなく、自民党を除く各党が法案を提出していますが、継続、廃案を繰り返すのみで、実現には至っていません。

今や、夫婦同姓を民法で強制しているのは日本だけ、婚外子相続差別を民法で規定しているのも日本とフィリピンだけといわれていますが、国会質疑では、昨年の世論調査で賛否が拮抗しているとして後ろ向きの答弁が繰り返されています。

しかし、昨年は、離婚が成立した日から300日以内に生まれた子どもを前夫の子とみなす民法772条の嫡出推定について、与・野党で規定見直しに向けた動きがあり、特に与党PTがこの規定見直しに積極的に取り組んだことで、法務省が通達を出し、多くの子どもたちが救済されるという明るい兆しも見えました。

また、参議院で民法改正に賛成の勢力が過半数を超えたことから、法改正への期待も高まっており、参議院で提出され、採決に至れば民法改正案が初めて可決される見通しです。与・野党の攻防が厳しい状況ではありますが、民法改正を公約に掲げる公明党や、自民党の中にも賛成する議員が少なくないなど、人権の問題については与・野党の枠を越え、実現に向けた取り組みを期待しているところです。

そこで、今国会中の実現をめざして集会を開催することにいたしました。集会ではこの間の経過や世論調査の問題点を報告する予定です。また、各党から代表して発言していただくことになっており、すでに民主党の前原誠司副代表や社民党の福島みずほ党首の出席が決まっております。さらに、与・野党の議員、法改正を望むNGOや市民のみなさんが全国各地から出席する予定です。
      
【mネット呼びかけ人】
赤松良子(元文部大臣) ・石坂 啓(漫画家) ・井上弘子(市民福祉サポートセンター事務局) など多数。

主催・連絡先:mネット・民法改正情報ネットワークhttp://www.ne.jp/asahi/m/net/
〒107-0052 東京都港区赤坂2-6-22-304 Tel&Fax:03-3568-3077 
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by fightback2008 | 2008-03-05 14:22 | 政治・選挙とジェンダー平等
12月13日、欧州連合(EU)の議会である欧州議会で、慰安婦決議が採決されました。報道によると57議員中54人の賛成でした。アメリカ議会で決議され、今度は5億人のヨーロッパ人たちの決議です。日本政府よ、真摯な対応を!

EU慰安婦決議(英語)
http://www.europarl.europa.eu/sides/getDoc.do?type=MOTION&reference=P6-RC-2007-0525&language=EN


最も重要な点を和訳します。
■“慰安婦”制度は、20世紀最大の人身売買のひとつ
■“慰安婦”制度の犠牲者で、生存している女性および亡くなった犠牲者の家族に対する賠償を行うために、日本政府は、効果的な行政の仕組みを実行すべきである

ファイトバックの会Webチーム
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by fightback2008 | 2007-12-17 22:17 | 政治・選挙とジェンダー平等
【mネット】から転載です。

民法改正を求める請願署名活動へ
mネットは、選択的夫婦別姓制度導入や婚外子相続差別撤廃の民法改正を求める請願を、来年の通常国会に提出することにいたしました。

署名用紙を郵送でご希望の方は、枚数と送り先をファックスでお送りください。また、署名用紙はmネットのホームぺージhttp://www.ne.jp/asahi/m/net/からもプリントアウトすることができます。

協力をしてくださる方は、PDFファイルの署名用紙をプリントアウトして、衆・参両院の議長宛のそれぞれに署名してください。また、署名いただいた用紙は、mネットまで郵送してくださるようお願いいたします。第1次締め切りは1月31日です。

ファイトバックの会Webチーム
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by fightback2008 | 2007-12-15 22:15 | 政治・選挙とジェンダー平等

ケアタウンたかのす

「ケアタウンたかのす」については、ファイトバックの会ブログの「政治・選挙と男女平等」欄に関連記事が載ってます。7つまとめて紹介しますので、クリックしてまとめ読みをどうぞ。

http://fightback2.exblog.jp/9256413/ (矢澤江美子さん)

http://fightback2.exblog.jp/9256454/(信太和子さん)

http://fightback2.exblog.jp/9256587/ (山下いづみさん)

http://fightback2.exblog.jp/9256618/ (高橋芳恵さん)

http://fightback2.exblog.jp/9256429/  (佐藤加代子さん)

http://fightback2.exblog.jp/9256482/ (こだま祥子さん)

JANJAN記事 (さとうしゅういちさん)

ファイトバックの会Webチーム
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by fightback2008 | 2007-08-29 13:03 | 政治・選挙とジェンダー平等

政治学習塾「しなの」

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8月12日、政治学習塾「しなの」(代表 樽川通子)が、下諏訪町のサロン「しもすわ」で開かれました。

講師三井マリ子さん(写真上・右)は、統一地方選と参院選を女性の視点で報告。県会議員選挙では、長野県が女性議員率20%となり、全国一。その陰に、樽川さんやその同志によるしなの学校の10年間の活動がある、と発表。その後、市区町村議員選挙で、女性議員が多く当選した地域の特徴や、女性議員の公約などが話されました。

“フェミ塾”と言ってもいいこの政治塾、地域と政治を結びつける場として、元町議の樽川通子さん(写真上・右から二人目)の発案でできました。樽川さんは、このたび長野県ではただ一人、男女共同参画功労賞を受賞されました。

三井さんの話を受けて、参加者から活発な意見が出ました。

まずは、長野県知事だった田中康夫さんの参院選当選、彼の政治信条について。そして、2大政党化が進む中で社民党や共産党など小さい政党が消滅してゆくのではないかという危惧。また、なぜ日本の学校では政治教育がないがしろにされてきたのか。そして「過激な性教育」「行き過ぎた男女平等教育」などという表現で教育委員会に圧力がかかり、これまでの性教育や男女平等教育が学校現場から消えかかっている現状。ある市では、バックラッシュ派の市民が、男女共同参画のための審議会に公募枠委員として入ってきて何かといちゃもんをつけて歩みを止める役目をはたしていること。さらには、男女共同参画行政の担当部署を廃止したり、「課」から「係」への格下げ、人権政策との統合など、男女平等政策の弱体化が報告されました。長野県議の今井正子さん(写真・左)が長野県の実態をまとめてくださることになりました。

3時をすぎても熱い討論が続き、司会が苦労していました。

三井さんが闘っているバックラッシュ裁判支援のために、手作りカンパ帳(写真・最下)が回され、29000円の浄財が集まりました。杉山洋子さんのお声かけでした。心から御礼申し上げます。

参加者数名による合作
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by fightback2008 | 2007-08-12 13:36 | 政治・選挙とジェンダー平等
b0159322_1673884.jpg女性と政治キャンペーン千葉駅にご参加くださった皆さま、とくに遠方より来ていただいた、さとうしゅういちさん、三井マリ子さん、村上香代子さん、西武節子さん、ありがとうございました。

三井さんの力強い演説を聞きながら、このパワーはどこからくるのだろうと自分のテンションの低さを反省。三井さんは、石原都知事・柳沢大臣の女性蔑視発言の野放し状態は女性議員が余りに少ないからだと強く訴えました。さとうしゅういちさんは、要介護おばあちゃんと同居する男性の立場から、いかに今の制度が家にいる専業の女性を前提につくられているかという話をされ、道行く人にアピールしました。村上さんもフェミ議代表として落ち着いて説得力のある話をしてくれました。関東地区の責任者として西武節子さんがきっぱりと各駅で街頭でのあいさつをしてくださいました。

千葉県の全国フェミニスト議や市民ネットの皆さん1時から4時40分まで休憩も無く動き回ってのキャンペーン本当にお疲れ様でした。中田京さんは千葉県全体の責任者として、ちらし資料の作成をありがとうございました。中田さん、さとうさん、石崎さんのいつもながら説得力のある話に同感しながら聞いていました。千葉駅に参加してくれた伊藤悦子さん、秋山敏子さん、中村早苗さん、山崎さんありがとうございました。

千葉県3ヵ所あわせて600枚ものチラシが配布できて多くの人に「いかに女性が政治の場に少ないか」を知ってもらうことができたました。ありがとうございました。次回は、マスコミに取材に来てもらうことをもっと真剣に考えなくてはと思いました。

岩橋 百合(元千葉県議)
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by fightback2008 | 2007-08-11 16:06 | 政治・選挙とジェンダー平等
民主党の江田五月議員が参議院議長に就任しました。野党の議員の参院議長就任は、日本の憲政史上初だということです。おめでとうございます。

江田五月さんの経歴について、マスコミに載っていない重要な話題があります。

江田五月さんは、全国フェミ二スト議員連盟の会員でもあります。女性差別撤廃条約批准に際して問題となった「家庭科の女生徒のみ必修の教育課程」の改正に、国会で尽力してくださったこともあります。今回の参院選では、岡山選挙区で姫井由美子さんが虎退治をして当選しましたが、その最も大きな力となったのが江田さんです。つまり女性議員増に一役も二役も買いました。

現代のクーデター(政変)は、私たちが持つ1枚の紙、投票用紙によって成し得るのですね。

ファイトバックの会Webチーム
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by fightback2008 | 2007-08-07 09:05 | 政治・選挙とジェンダー平等
参院選は、自民が大敗、民主圧勝で終わりました。やっと参院だけは、野党がのびのびと政策を出せるようになり、日本の政治に明るさが出てくるだろうと思います。

ファイトバックの会ゆかりの河野美代子さん(広島)、とくらたかこさん(山口)は、残念でした。二人とも非常に難しい選挙区に果敢に挑戦し、大健闘しました。選挙制度改悪により、比例区が少なくなったこともあり、共産・社民などは議席を減らしてしまいました。北海道比例の山口たかさんも、届きませんでした。

東京では、川田龍平さんが滑り込みました。日本で唯一の「純粋無所属」だろうと思われます。ファイトバックの会に入っている関東の人たちの多くが応援していました。でも、全体としては2大政党制化へ加速された選挙でした。

女性は26人、当選者全体の2割にすぎません。でも史上最高。毎日が報道しています。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/news/20070730k0000e010057000c.htmlリンク切れです
ファイトバックの会Webチーム
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by fightback2008 | 2007-07-30 15:11 | 政治・選挙とジェンダー平等
  
当ブログで活発に会員から意見が出されている全国フェミニスト議員連盟主催の北秋田市における集会について、八潮市議の矢澤さんから投稿が寄せられました。高齢者福祉をめざす政治はジェンダー平等の基礎ですので、掲載させていただきます――ファイトバックの会Webチーム

===
秋田県北秋田市に合併された鷹巣町は、人口2万1478人、高齢化率29.6%。少子高齢化が進む将来の日本の縮図ともいえる地域です。

91年から町長に就任した岩川徹氏は、住民主体の「ワーキンググループ」による「福祉の街づくり」を進め、当時の自治体としては初めて、「24時間ホームヘルプサービス」を開始、99年、デンマーク型福祉の理念に基づき、全個室・ユニットの在宅複合施設「ケアタウンたかのす」をオープンさせました。2002年には身体拘束“ゼロ”を目指し、「鷹巣町高齢者安心条例」という先駆的な条例も制定しました。

羽田澄子監督による『住民が選択した町の福祉』『問題はこれからです』という2本のドキュメンタリー映画によって紹介された鷹巣町は、福祉関係者のみならず、多くの自治体からあこがれの的になってきました。

「鷹巣町民は、福祉を進めてきた町長を支持している」と信じていた私は、03年の町長選で、現職岩川氏が、「身の丈にあった福祉」を訴える岸部陞氏に負けた時は、驚くと同時に「なぜ?」と疑問が消えませんでした。『老いても安心して暮らせる町に!』を議員活動の基本に据えている私にとって、「鷹巣町」は、あるべき福祉の理想的なお手本だったからです。

羽田監督は、次作『あの鷹巣町のその後』で、岩川町長の選挙の敗北の原因やその後の町の激変を描いています。     

全国的な合併の嵐の中で、虎視眈々と復権を狙っていた岩川町長就任まで6期24年続いた旧町長派や、利権がらみとおぼしき議員や業者が意図的に流すデマや誹謗・・・。そういった嘘を信じてしまう多くの有権者たち・・・ 。

3本の映画を見た私は、自分の目と耳で確かめたいという思いを胸に、7月7日、北秋田市で行われた全国フェミニスト議員連盟の夏合宿に参加しました。

7年ぶりに訪れた『ケアタウンたかのす』は、初めて訪れた時の感動を再び蘇らせてくれました。ユニットケアの提唱者である故外山義京都大学大学院教授の設計による『ケアタウンたかのす』は、まずその外観のモダンさが、次いで都会では贅沢なくらいゆったりとしたつくりが、見る者誰をもとりこにします。

今回初めて訪れた人は、施設のすばらしさに気をとられ、鷹巣町(現北秋田市)の福祉が実際にどのように変わってしまったのかという点には、恐らく気がつかないのではないかと思いました。

岩川町長時代の『ケアタウン』は、利用者と職員の比率が1対1.4人という日本最高水準。これを支えてきたのは町の一般会計からの上乗せ金です。『ケアタウンたかのす』の真髄は、「ひとりひとりに寄り添う」という哲学に立脚したソフト面の充実にあったのです。

私は今回視察をして、以前より高齢者に寄り添う職員の姿が少なくなったなと実感しました。 

『ケアタウンたかのす』を守るため、運営主体である福祉公社は、06年度以降、市の財政支援を自ら放棄して現市長派による攻撃の口実となる根を消しました。住民参画で作り上げてきた質の高い福祉は、ちょっと後退しました。

松橋理事長は、「住民の財産であるケアタウンを守る為に、次期も管理者として指定されるように、職員と一丸となって努力をしたい。」と述べていました。 施設内の七夕の笹に飾られた短冊に「ボーナス欲しい」と職員が書いたと思われるものを見つけ、胸がきゅんと痛みました。

「町の活性化のためには福祉に金をかけるべきではない」と主張する岸部氏は、4市が合併して北秋田市の市長となり、病院建設に動き出しています。その費用は88億円、取り付け道路や医師の宿舎建設などの関連費用を含めると180億円、いやそれ以上ともいわれています。

町の人から、鷹巣町だけでなく他の町の人も「合併しなければ良かった」という意見が多いと聞きました。他方、合併推進に走った議員たちは、貝のように口を閉ざしているそうです。

映画の中で、岩川氏は、「失望すれども、絶望せず。福祉はひとつの価値観に基づいて、どういう社会の実現をめざすのかという時のひとつのツールにすぎない。社会には認知症のお年寄りや、知的、精神的障害者などいろいろな人がいて当たり前。そこを支える人としての当たり前の価値観を持てないと、なかなか正しく伝わらない」と語っていました。

超高齢化時代を前にして、これからどういう社会を作っていくのか、どういう政策を実施していくのか、そして有権者にどう説得していくのか、北秋田市だけの問題ではなく日本全体の問題だと感じました。

矢澤 江美子(埼玉県八潮市議会議員)
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by fightback2008 | 2007-07-19 22:08 | 政治・選挙とジェンダー平等
当ブログで活発に会員から意見が出されている全国フェミニスト議員連盟主催の北秋田市における集会について、八潮市議の矢澤さんから投稿が寄せられました。高齢者福祉をめざす政治はジェンダー平等の基礎ですので、掲載させていただきます――ファイトバックの会Webチーム

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秋田県北秋田市に合併された鷹巣町は、人口2万1478人、高齢化率29.6%。少子高齢化が進む将来の日本の縮図ともいえる地域です。

91年から町長に就任した岩川徹氏は、住民主体の「ワーキンググループ」による「福祉の街づくり」を進め、当時の自治体としては初めて、「24時間ホームヘルプサービス」を開始、99年、デンマーク型福祉の理念に基づき、全個室・ユニットの在宅複合施設「ケアタウンたかのす」をオープンさせました。2002年には身体拘束“ゼロ”を目指し、「鷹巣町高齢者安心条例」という先駆的な条例も制定しました。

羽田澄子監督による『住民が選択した町の福祉』『問題はこれからです』という2本のドキュメンタリー映画によって紹介された鷹巣町は、福祉関係者のみならず、多くの自治体からあこがれの的になってきました。

「鷹巣町民は、福祉を進めてきた町長を支持している」と信じていた私は、03年の町長選で、現職岩川氏が、「身の丈にあった福祉」を訴える岸部陞氏に負けた時は、驚くと同時に「なぜ?」と疑問が消えませんでした。『老いても安心して暮らせる町に!』を議員活動の基本に据えている私にとって、「鷹巣町」は、あるべき福祉の理想的なお手本だったからです。

羽田監督は、次作『あの鷹巣町のその後』で、岩川町長の選挙の敗北の原因やその後の町の激変を描いています。     

全国的な合併の嵐の中で、虎視眈々と復権を狙っていた岩川町長就任まで6期24年続いた旧町長派や、利権がらみとおぼしき議員や業者が意図的に流すデマや誹謗・・・。そういった嘘を信じてしまう多くの有権者たち・・・ 。

3本の映画を見た私は、自分の目と耳で確かめたいという思いを胸に、7月7日、北秋田市で行われた全国フェミニスト議員連盟の夏合宿に参加しました。

7年ぶりに訪れた『ケアタウンたかのす』は、初めて訪れた時の感動を再び蘇らせてくれました。ユニットケアの提唱者である故外山義京都大学大学院教授の設計による『ケアタウンたかのす』は、まずその外観のモダンさが、次いで都会では贅沢なくらいゆったりとしたつくりが、見る者誰をもとりこにします。

今回初めて訪れた人は、施設のすばらしさに気をとられ、鷹巣町(現北秋田市)の福祉が実際にどのように変わってしまったのかという点には、恐らく気がつかないのではないかと思いました。

岩川町長時代の『ケアタウン』は、利用者と職員の比率が1対1.4人という日本最高水準。これを支えてきたのは町の一般会計からの上乗せ金です。『ケアタウンたかのす』の真髄は、「ひとりひとりに寄り添う」という哲学に立脚したソフト面の充実にあったのです。

私は今回視察をして、以前より高齢者に寄り添う職員の姿が少なくなったなと実感しました。 

『ケアタウンたかのす』を守るため、運営主体である福祉公社は、06年度以降、市の財政支援を自ら放棄して現市長派による攻撃の口実となる根を消しました。住民参画で作り上げてきた質の高い福祉は、ちょっと後退しました。

松橋理事長は、「住民の財産であるケアタウンを守る為に、次期も管理者として指定されるように、職員と一丸となって努力をしたい。」と述べていました。 施設内の七夕の笹に飾られた短冊に「ボーナス欲しい」と職員が書いたと思われるものを見つけ、胸がきゅんと痛みました。

「町の活性化のためには福祉に金をかけるべきではない」と主張する岸部氏は、4市が合併して北秋田市の市長となり、病院建設に動き出しています。その費用は88億円、取り付け道路や医師の宿舎建設などの関連費用を含めると180億円、いやそれ以上ともいわれています。

町の人から、鷹巣町だけでなく他の町の人も「合併しなければ良かった」という意見が多いと聞きました。他方、合併推進に走った議員たちは、貝のように口を閉ざしているそうです。

映画の中で、岩川氏は、「失望すれども、絶望せず。福祉はひとつの価値観に基づいて、どういう社会の実現をめざすのかという時のひとつのツールにすぎない。社会には認知症のお年寄りや、知的、精神的障害者などいろいろな人がいて当たり前。そこを支える人としての当たり前の価値観を持てないと、なかなか正しく伝わらない」と語っていました。

超高齢化時代を前にして、これからどういう社会を作っていくのか、どういう政策を実施していくのか、そして有権者にどう説得していくのか、北秋田市だけの問題ではなく日本全体の問題だと感じました。

矢澤 江美子(埼玉県八潮市議会議員)
参考http://janjan.voicejapan.org/government/0707/0707088685/1.php
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by fightback2008 | 2007-07-19 13:08 | 政治・選挙とジェンダー平等