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館長雇止め・バックラッシュ裁判の情報をお伝えします


by fightback2008
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豊中教会 その4 「教会でのフェミニズム講演は初体験」

教会でフェミニズムの講演会を聞く、というのは初めての体験でした。

豊中教会では男性の参加者が多く、何度も大きく頷きながら熱心にメモを取る年配の男性など、教会員の方たちが、関心を持って真剣に聞いておられる姿が印象的でした。

男女平等や福祉政策の進んだノルウェーも、数十年前は日本のような保守的で男尊女卑の社会だったということを初めて知りました。日本ではこのまま自然にまかせていたら、男女平等が実現するには数百年かかる…という三井さんのお話を聞いて、ノルウェーのクウォータ制のような制度を実現するには、男女平等をもっと積極的に政治、文化の中に浸透させるような活動をしていかなければならないと実感しました。

フェミニズムへのバックラッシュについては、政治的勢力ももちろんですが、日本のメディアの女性蔑視、という事実が大きくあると思います。講演会で三井さんが取り上げられた新聞記事には、男性の暴力に対する寛容さと、女性の被害者の感情に対する鈍感さが現れています。

そもそも無頼派というのは、体制に抵抗する作家、芸術家に使う言葉であって、権力を振りかざして弱い立場の者に暴力をふるうような人間に使う言葉ではないと思います。

このような男性による暴力を美化する態度が日本文化の根底にまだ強く残っていること、リベラルな新聞でさえ、こんな無神経な記事を書いてしまうということ、日本のメディアにおける性差別の現状を考えさせられました。


 
Nao.O.(10月30日豊中教会『私たちの中の性差別』参加者、学生)
by fightback2008 | 2005-11-11 14:17 | 集会開催のお知らせ