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館長雇止め・バックラッシュ裁判の情報をお伝えします


by fightback2008
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長崎報告会4:長崎市嘱託員解雇と三井裁判


 私は長崎市役所に正規職員として勤務するものです。長崎市役所においても非正規雇用職員の156名もの不当な大量雇い止め解雇が発生しました。そのため、この館長雇い止め・バックラッシュ裁判は私にとっても他人事ではありませんでした。そんなとき、三井マリ子さんが来崎されると聞いて、駆けつけて参りました。

 長崎市役所では、正規職員約4300人に対して約1000人もの嘱託員と呼ばれる非正規雇用の職員が勤務していました。嘱託員の人たちは形式上の任期は1年でしたが、実際には毎年更新を繰り返し、何年も正規の職員と同じような業務を責任を持って行ってきました。それを今年2005年の3月末、長崎市は嘱託員の任期は1年なので任期満了であると強弁し、156名もの多数の一方的な雇い止め解雇が強行されました。その後、雇い止め解雇を不当とする元嘱託員1名が原告となり長崎地裁に提訴しました。現在、非正規雇用の嘱託員や元嘱託員のみならず正規職員も含めた組合員、そして趣旨に賛同してくださる多くの方々とともに裁判闘争を闘っています。

 今回の三井マリ子さんのお話を聞いて、初めてバックラッシュの全国的に組織された動きというものを知り、非常に衝撃を受けました。またそれと同時に、その動きに立ち向かうための多くの人が三井マリ子さんのもとに集結して闘っている姿に接し、私も血が騒ぐものを覚えました。非正規雇用の問題についても同様です。今回その一員に加わることが出来て非常に身が引き締まる思いがしました。私も負けないように精一杯この問題に取り組んで行きたいと思います。

梶本 尚史(「長崎市役所嘱託員の解雇撤回を支援する会」会員)

写真は11月26日、長崎市での三井裁判報告会。満員でした。提供は門更月さん。
長崎報告会4:長崎市嘱託員解雇と三井裁判_b0159322_14242523.jpg
by fightback2008 | 2005-12-05 00:24 | ファイトバックの会・大阪以外