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館長雇止め・バックラッシュ裁判の情報をお伝えします


by fightback2008
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大法廷を求めて・・・の波紋

 大法廷問題について、三井さんの代理人弁護団は、5月22日午後1時10分、裁判所所長(=裁判所委員会委員長)に提出しました。

 6月になって、同じ第5民事部という労働問題の部署で開かれているある訴訟が、小法廷から「大法廷があいてますから・・・」というような裁判官の話しで、大法廷になったということです。ファイトバックの会が「大法廷にしてほしい」と要望を続けた結果の副産物のようです。

 ちなみに、三井さんの弁護団が「大阪地方裁判所委員会 委員長」に出した要望書に関して、委員会で議題となり審議されるかも含めて未定です。結果はまだまだ先のようです。要望書は、だいたい次のようなものだという報告を受けています。

 要望の要点は
1)大阪地裁における大法廷の使用状況・使用基準が明らかにされていないために、使用について混乱を生ずることがあるので、大阪地方裁判所に対し過去2年間の使用状況及び使用基準を明らかにするように、とお願いしました。
2)大阪地方裁判所委員会において、裁判所の大法廷の使用のあり方について検討のお願いをしました。
3)裁判の当事者・代理人から大法廷を使用したい旨の申出があった場合は、裁判所は可能な限り応じるよう、大阪地方裁判所委員会から裁判所に対して要請をしていただくよう要望しました。

 要望の理由として、三井裁判傍聴にかけつけ、4月17日突如閉廷されてしまったことについて、折原さん、勝又さん、北村さん、黒松さん、遠山さんに「陳述書」を書いていただきました。その5通を添えて上記要望書を出しました。詳しい中身については、許可がでましたら、インターネットに公開予定です。

 以上、三井裁判については、被告側の証人調べはみな小法廷と変化がなく、三井さんだけ大法廷に変わりました。被告の嘘を実際に聞きたい、見たいという人たちにとっては、残念でした。でも、こうして、裁判所の対応に大きな変化をもたらしたことに、市民の力の大きさを感じます。
(大法廷に関するファイトバックの会の動きは
http://fightback.exblog.jp/3547777/ )

ファイトバックの会Webチーム
by fightback2008 | 2006-06-10 11:26 | ファイトバックの会の活動