控訴審の幕があきました。
2008年 02月 27日
控訴審第1回の本日の口頭弁論で、三井マリ子さんが陳述しました。
すてっぷ館長として、意欲に満ち、いきいきと仕事をしていた時の充実した日々。
市の画策で、いつのまにか情報隔離をされ、徐々に孤立していったときの不安な気持ち。
裏切られたと知ったときの苦悩。
解雇の不安におびえながらも、館長採用試験を受けようと決めたときの決意。そして不合格。
解雇され、豊中を追われ、たちまち仕事も収入もなくなってしまった時の絶望。
これらを淡々と 気持ちを込めて語りました。一瞬、朗読劇を聴いているような錯覚を覚えました。それほど、練られていて、万感胸に迫っていたということでしょうか。
さて次回口頭弁論の日は、なんと6月5日(木)になりました。
今日、三井さんの弁護団は、400字づめ170枚にあたる重厚な「控訴理由書」を提出しました。さらに 「人格権の侵害」を問うという新しい争点を提出する予定だ、と法廷で話されました。それについて労働法とジェンダー法学の第一人者である浅倉むつ子さん(早稲田大学教授)が意見書を書かれるとのことです。それが5月ごろの予定ということで、6月5日になってよかったと弁護士が話しておられました。
その後、大阪弁護士会館に移動し、弁護士の解説つき交流会がありました。地裁判決のおかしさ、不当さが、4人の弁護士によって、わかりやすく説明されました。
判決は後世に残るものなのに、その判断の不充分さ、不当さ、いい加減さが完膚なきまでに指摘されて 恥ずかしいことだなあ・・ と思ってしまいました。
この不当判決に対する反論は「控訴理由書」に詳しく書いてありますのでぜひお読みくださ
い。ファイトバックの会のホームページに近くアップされると思います。
山田千秋(NPO職員、豊中市)
すてっぷ館長として、意欲に満ち、いきいきと仕事をしていた時の充実した日々。
市の画策で、いつのまにか情報隔離をされ、徐々に孤立していったときの不安な気持ち。
裏切られたと知ったときの苦悩。
解雇の不安におびえながらも、館長採用試験を受けようと決めたときの決意。そして不合格。
解雇され、豊中を追われ、たちまち仕事も収入もなくなってしまった時の絶望。
これらを淡々と 気持ちを込めて語りました。一瞬、朗読劇を聴いているような錯覚を覚えました。それほど、練られていて、万感胸に迫っていたということでしょうか。
さて次回口頭弁論の日は、なんと6月5日(木)になりました。
今日、三井さんの弁護団は、400字づめ170枚にあたる重厚な「控訴理由書」を提出しました。さらに 「人格権の侵害」を問うという新しい争点を提出する予定だ、と法廷で話されました。それについて労働法とジェンダー法学の第一人者である浅倉むつ子さん(早稲田大学教授)が意見書を書かれるとのことです。それが5月ごろの予定ということで、6月5日になってよかったと弁護士が話しておられました。
その後、大阪弁護士会館に移動し、弁護士の解説つき交流会がありました。地裁判決のおかしさ、不当さが、4人の弁護士によって、わかりやすく説明されました。
判決は後世に残るものなのに、その判断の不充分さ、不当さ、いい加減さが完膚なきまでに指摘されて 恥ずかしいことだなあ・・ と思ってしまいました。
この不当判決に対する反論は「控訴理由書」に詳しく書いてありますのでぜひお読みくださ
い。ファイトバックの会のホームページに近くアップされると思います。
山田千秋(NPO職員、豊中市)
by fightback2008
| 2008-02-27 16:42
| 裁判情報