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by fightback2008
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徳島で、バックラッシュ系講演会

昨夜(5月20日)、徳島県阿南市で「男女共同参画社会を考える」講演会が開催されました。

主催は阿南青年会議所。この団体は、今年の2月県議会に教科書採択に関する請願(扶桑社のを採択せよといわんばかりの)を出しています。

徳島県議会は、一昨年「男らしさ女らしさを否定しない」意見書を決議して名を馳せました。 阿南市は徳島県内で市町村レベルでは初めて条例が作られようとしています。

第1部は基調報告「男女共同参画の課題と方向性」 『日本時事評論社』(日本佛教教団系新聞)の山口敏昭、 第2部が講演「過激な性教育とジェンダーフリー教育正常化への取り組み」山谷えり子(日本会議推薦議員)、そして第3部は対談「良識ある男女共同参画社会を求めて」パネラーは二人に加え司会が青年会議所会長の女性。

第1部の前に、先日の国会質問、小泉総理の「これはひどい」のビデオ上映もありました。 内容は、「ジェンダー」批判(以前のようなジェンダーフリー批判でなく、ジェンダー学・女性学そのものへの批判)と性教育批判です。

そして、文科省に設置させたご意見箱への投稿だけでなく、これを文科省に握りつぶされないように自民党の「過激な性教育・ジェンダーフリー教育に関する実態プロジェクトチーム」(座長安部晋三、事務局長山谷えり子)にも連絡して欲しいと要請してました。

こちらにはすでに2000件ぐらいの事例が集まっていると自慢してました。 参加者からの質問・意見の時間もなく、すべて主催者の思惑通りに進められました。

高開千代子(徳島/「男女共同参画社会をすすめる会」代表世話人)
http://homepage2.nifty.com/c~takagai/

PS 徳島新聞(5月22日)は、「市民の常識に沿った男女共同参画の実現を」と訴える山口編集長という2段組み写真付き、4段抜き記事で報道。「約400人参加」と書いていますが、とてもそんなにいるようには見えませんでした。
by fightback2008 | 2005-05-22 21:09 | バックラッシュ関係